事業紹介

BUSINESS

空に向けてそびえる高層ビル。治水利水の要となるダム。交流の礎となった架け橋。災害の多い日本で、安全な暮らしを守り、文化を育んできた建造物は多くある。その強固な建造物を支えているもの、それが「鉄筋」。
鉄筋はコンクリートの中で骨の役割を果たす。よって鉄筋工が情熱を込めた作品は、完成した建物から見ることはできない。たとえ見えなくとも、その過程で、骨格を造るダイナミックさに気付き、その重要性を知る。それが鉄筋工のやりがいである。

弊社では「現場・組立て」、「工場・加工」、「管理」の3部門に大きく分け、施工図作成から現場組立てまでを一貫して行っています。

現場・組立部門

加工された鉄筋を現場で組み立てる部門で、大多数の社員がここで働いています。職長を始めとした複数人で、工期の間現場に通い、一つの現場を完成させます。職長の指示に従って、指定された配筋図面に基づき、工場で加工された各パーツを配置、結束します。

創業以来、鉄筋一筋。脇目も振らずに邁進してきました。会社の体質は今も職人気質。経験と磨き上げられた技術を誇りにしています。
いつまでも変わらず、職人の腕を大切にする会社でありたいと願っています。

工場・加工部門

鉄筋を、建物の設計に基づいて切断、加工し、現場へと運搬します。
工場に納入されている大量の鉄筋から、指定された材料を取り出し、加工図に基づいて様々な長さに切断し、色々な形に曲げて、現場で組み立てる各パーツを作っていきます。4tトラックや大型トラックでの運搬作業も自社で行い、加工された鉄筋はどんどん出荷されます。

同じパーツを大量に作ることが多く、淡々とした単純作業の面もありますが、材料の整理整頓、加工順序、工場の雰囲気次第で効率は大きく変わります。各社員が連携し、作業をいかにスムーズに進められるかが重要です。

管理部門

見積もりや加工図の作成、工程の管理などを行っています。
経験と知識が必要となりますので、現場職長が主に行います。現場の予算・難易度を見極め、設計や工程について現場監督と交渉します。
必要な現場の人員を配置し、組立を指揮します。限られた材料の加工図を作りますので、ミスをすれば信頼を損なう仕事です。

コンピュータ化により、手作業は減りましたが、工夫次第ではまだまだ進化できる部門です。
顧客との打ち合わせは、職長の大切な仕事です。話し合いをまとめるのは知識と経験、最後は人柄だと思っています。